こんにちは、たけろーです。
数あるブログの中で訪問していただき、ありがとうございます。
この記事は、2022年秋に、愛知県長久手市にオープンするジブリパークについて、まとめたものです。
名古屋は、かつて、観光地としては人気のない場所でした。たけろーが子供の頃は観光地と言っても、名古屋城ぐらいで、それも、ぜひ訪れてほしいというものではありませんでした。
現在では、名古屋の魅力を多くの皆さんに知っていただけるようになったのに加え、新しい施設ができるなど、愛知県内や、周辺の岐阜県、三重県なども含めると、おすすめできる場所も増えました。
中でも、ジブリパークは、とても楽しみです。
たけろーは、ジブリ作品の熱烈なファンというわけではありませんが、ジブリパークのできる元・愛知万博会場の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)や、その前身の愛知青少年公園には、数えきれないほど足を運んでいます。
子供の頃のたけろーも、結婚後に家族で訪れるようになってからも、とても好きな場所です。
ですから、遠方から、ジブリパークを訪れる家族に、ぜひ参考にしてもらえればと、この記事を書きました。せっかく、ジブリパークに来るなら、愛・地球博記念公園の他のエリアも楽しんでほしいと思います。
それに合わせて、レゴランドや名古屋港水族館、リニア・鉄道館、トヨタ博物館、名古屋城なども訪れていただければ、うれしいです。
名古屋以外でも、素晴らしい場所は多くあります。随時、このブログでも紹介していますので、参考にしてください。
たけろーは、名古屋市西区生まれで、今も名古屋市内に家族で暮らしています。記事は、単にネット上の記事や、プレスリリースをまとめたものではなく、すべて実体験に基づいています。
ジブリパークの計画は?
愛知県は2020年2月4日、愛知県長久手市のモリコロパークに計画している「ジブリパーク」の整備概要を発表しました。
194ヘクタールのモリコロパーク内に5つのエリアをつくって、約7.1ヘクタールを整備します。県は、総事業費340億円、全面開業後の入場者を年間180万人と見込んでいます。
2022年秋に、「青春の丘「ジブリの大倉庫」「どんどこ森」の3エリアがオープン。「もののけの里」「魔女の谷」の2エリアは、翌2023年秋に開業します。
2020年夏時点で、愛知県から発表されている情報は、下の記事の通りです。実際のモリコロパークの写真も多く掲載しているので雰囲気が伝わりやすいと思います。
記事は、今後も更新・追加していきます。
ジブリパークの場所とアクセス 渋滞、駐車場情報
ジブリパークができるモリコロパークは、名古屋市の東の郊外、長久手市にあります。
もともとは、農村でしたが、名古屋市などに通勤する人の住宅地として発展し、現在では、ほとんど名古屋市長久手区と言っていいほどです。
このモリコロパークへのアクセスは、愛・地球博(愛知万博)が開催される2005年までは、車が中心でしたが、万博を機に、リニアモーターカーのリニモ(東部丘陵線)が開通。また、アクセス道路が整備され、東名高速道路からも便利になりました。
東名高速道路、あるいは、名神高速道路からなら名古屋ICか、長久手IC(名古屋瀬戸道路)が出口です。
また、関西方面から東名阪自動車道、あるいは伊勢湾岸道を利用して、名二環(名古屋市の外周を通る環状高速道路です)経由なら、上社JCTから東名高速に向かう支線に入り、本郷ICから出ると、そのままモリコロパーク方面への県道60号に接続します。
名二環支線の本郷ICはハーフインターチェンジの上、東名の名古屋ICと一緒になっていて、また、それが名二環の上社JCTのすぐ東に位置するなど、ICやJCTの構造が少し複雑です。
分かりやすいのは、繰り返しになりますが、シンプルに、東名高速道路の名古屋ICか、東名高速の日進JCTからその支線ともいえる名古屋瀬戸道路に入り、長久手ICで出るルートです。
公共交通機関の場合、新幹線などで名古屋駅に着いたなら、地下鉄東山線とリニモを利用します。1時間足らずで、ジブリパークに着きます。
中部国際空港(愛知県常滑市)経由なら、名鉄電車などで名古屋駅に出るか、金山駅乗り換えなどで、いずれにしても地下鉄東山線、リニモを利用します。
あるいは、空港から直接、名鉄バスで、地下鉄東山線の終点である藤が丘に向かう方法もありますが、藤が丘駅でリニモに乗り換えるのは同じです。
ホテルはどこに泊まるのがおすすめ?
遠方から、ジブリパークを訪れる場合は、宿泊することもあるでしょう。
インターネットでぐぐると、単にジブリパークまでの直線距離で、瀬戸市や豊田市、春日井市のホテルを紹介しているサイトもあります。
車なら、それもいいと思いますが、たけろーの考えは、少し違います。
まず、新幹線、飛行機などで来ていただいた方なら、どこがいいのか。便利なのは、地下鉄東山線の沿線です。
その方が、レゴランド、名古屋水族館、リニア・鉄道館、名古屋城などに行くのにも便利です。
また、名古屋めしを味わうなど、飲食、買い物を含めて、名古屋観光を楽しむのにも、それがおすすめです。
ジブリパークの歴史
まず、知ってほしいのは、ジブリパークという新しいテーマパークができるというより、既存の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)の一部が、ジブリパークになるという言い方が正しいということです。
2005年の愛・地球博に来ていただいた人は、分かると思いますが、モリコロパークは、万博のメイン会場でした。
そして、万博会場になる前は、もともと、1970年の大阪万博ともつながりがある愛知青少年公園という県営の公園でした。
こうした歴史とともに、愛・地球博の理念である自然環境と地球への愛が、ジブリパークの思想と重なっていることを知っていただけると、ジブリパークを、より楽しめると思います。
愛・地球博記念公園は、ジブリパーク以外のエリアも、自然にあふれ、とても素晴らしいところです。ぜひ、それを知ってもらいたいと思います。
詳しくは、下記の記事を読んでもらえると、うれしいです。
ジブリパークの工事スタート 運営会社、チケット会社も設立
2020年は、2年後に控えたジブリパークの開業にとって、大きな一歩が踏み出された年でした。
2019年に設立された運営会社に続き、オンラインチケット会社も設立。7月には、起工式が開かれ、工事が始まりました。
オンラインチケット会社は、中日新聞社とローソンエンタテインメントが共同で設立したブギウギエンタテインメント(名古屋)です。
2021年3月3日に、サービス「Boo-Woo(ブーウー)チケット」を始めました。ここが、ジブリパークの入場券公式販売サイトになります。
2021年は、さらにジブリの世界をイメージした施設や展示空間の工事が続々始まります。
そもそものジブリパークの構想と、その後の展開については、次の記事を読んでいただけると、うれしいです。
中日新聞連載 月刊ジブリパークも参考になるよ
2022年秋に開業予定のジブリパーク(愛知県長久手市)を盛り上げようと、地元の中日新聞(名古屋市)が2020年9月27日、月1回の連載紙面「月刊ジブリパーク」を始めました。
インタビュー記事や、ジブリパークの紹介記事を掲載し、盛り上げています。
新聞ならではの取材を基にしているので、他では読めないコンテンツも多いです。
このブログでは、そのエッセンスをまとめて紹介します。
ジブリの大博覧会
「ジブリの大博覧会~ジブリパーク、開園まであと1年。~ 」が2021年7月17日~9月23日、名古屋・栄の愛知県美術館で開催されます。
全国を巡回した過去の展示の集大成として大幅にバージョンアップ。「天空の城ラピュタ」に登場した「空飛ぶ巨大な船」をはじめ、愛知初となる展示も見どころです。
2022年秋、愛・地球博記念公園(モリコロパーク)に開園予定の「ジブリパーク」のプレイベントとして華々しく盛り上げます。
ぜひ、見に行ってはいかがでしょうか。
ジブリパークは11月1日に開業
2022年1月27日、ジブリパークが11月1日にオープンすると発表され、工事中のパーク内が報道関係者に公開されました。
チケットは、日時指定の事前予約制で、夏ごろに予約開始の予定です。
「リーズナブルな価格にする」と、大村秀章愛知県知事は言っています。
筆者は、勝手な推測で、大人2000〜3000円、子どもはその半額程度と予想しています。
別の記事に詳しく書きましたが、もともと、ジブリパークができる愛・地球博記念公園は、愛知青少年公園という広大な県営の公園です。
入園は無料で、スケート場やサイクリングなど、施設使用料だけとるというスタイルなので、そのあたりの事情が考慮されているのです。
詳しくは、こちらの記事をどうぞ。
2022年度の整備計画
愛知県の2022年度当初予算案で、ジブリパーク関係は120億円。周辺整備関係は75億円です。
「もののけ姫」の「タタラ場」、「魔女の宅急便」の「グーチョキパン店」、駐車場整備などに使われます。
ジブリパークの担当者が語る構想
ジブリパークの担当責任者が、2022年2月22日の日経新聞のインタビューで、ざっくばらんに今後の構想を語っています。