ジブリパーク

ジブリパークの5エリアの計画は? いつ、どんな公園になるの?

こんにちは、たけろーです。

数あるブログの中で訪問していただき、ありがとうございます。

たけほ
たけほ
ねえねえ、ジブリパーク って、何ができるの?
たけみ
たけみ
ジェットコースターってあるの?
たけよ
たけよ
映画の世界が再現されるのかな?
たけろー
たけろー
まだ、よく分からないけど、5つのエリアのイメージが発表されたね。それを参考に想像してみようよ。

愛知県が発表した資料を基に、ジブリパークができる愛・地球博記念公園(モリコロパーク)によく行くたけろー家族が、ジブリパークがどんな感じになるのか、できる限り紹介するよ。あくまで2020年夏時点だけど。

愛知県は2020年2月4日、愛知県長久手市のモリコロパークに計画している「ジブリパーク」の整備概要を発表しました。

194ヘクタールのモリコロパーク内に5つのエリアをつくって、約7.1ヘクタールを整備します。県は、総事業費340億円、全面開業後の入場者を年間180万人と見込んでいます。

ジブリパークは、2022年秋に、「青春の丘」「ジブリの大倉庫」「どんどこ森」の3エリアが先行開業。残りの「もののけの里」「魔女の谷」は、23年秋の開業を目指しています。

ジブリパークは、モリコロパークの一部であること、モリコロパーク内の5つのエリアだということが分かると、理解しやすいと思います。

つまり、モリコロパーク=ジブリパークではないのです。

モリコロパーク >ジブリパーク(ジブリパークは、モリコロパークに含まれる)のです。

モリコロパークのことを知るには、こちらの記事を参考にしてください。

ジブリパーク全体の雰囲気は豊かな自然の中

ジブリパークは、モリコロパークの豊かな自然の中に整備されます。

テーマパークには違いないのでしょうが、小学生の頃から、サイクリングなどでモリコロパーク(当時は愛知青少年公園)に遊びに行っていたたけろーからすると、人工的な夢の国であるディズニーリゾートや、USJ、レゴランドなどとは全く雰囲気が違うと思います。

ここは、鳥のさえずり、水のせせらぎが聞こえ、多様な樹木で覆われた自然の中なのです。そして、だからこそ、ジブリパークにふさわしい場所とも言えます。

スタジオジブリのプロデューサー、鈴木敏夫さんは、中日新聞のインタビューで、いたずらに開発するのではなく、起伏のある地形、自然をどう生かすかがテーマだと答えています。

緑に包まれた環境や、愛・地球博の自然や地球に対する愛というテーマが、ジブリの世界観と重なっていると言ってもいいのではないでしょうか。

次の図は、上がモリコロパーク全体の地図、下の図はそれにジブリパークの5つのエリアを加えたものです。

公園の表玄関となる北口には、総合案内センター(仮称)を設け、飲食、物販の機能も備えるそうです。

また、北口から最も遠い「どんどこ森エリア」(「サツキとメイの家」があるエリア)でも、北口から歩いて20分ほどです。

無料の園内バスも走っています。県のPDF資料は、こちら

5つのエリアそれぞれの特徴は次の通りです。

大村秀章知事は、インターネットの予約制となる有料施設と、無料エリアの両方を整備する方向を示唆しています。

青春の丘パークの入り口に近いエレベーター棟周辺。「ハウルの動く城」「耳をすませば」がイメージ。「地球屋」を再現する。=2022年秋0.8ha
ジブリの大倉庫旧・温水プール棟に整備。シアター、レストラン、遊び場などを備えた屋内型の大規模施設。=2022年秋0.8ha
どんどこ森既存の「サツキとメイの家」を生かして整備。「となりのトトロ」がモチーフ。=2022年秋1.8ha
もののけの里あいちサトラボの中に整備。「もののけ姫」の「タタラ場」などを配置する。日本的な景観を生かした里山空間。=2023年秋0.8ha
魔女の谷大芝生広場近くに整備。「ハウルの動く城」、「魔女の宅急便」のキキの実家などを再現。=2023年秋2.9ha

では、以下、順に説明していきます。なお、ジブリのイメージ図は転載禁止なのですが、見たい人はこちらの愛知県発表のPDF資料をどうぞ。

青春の丘エリア

モリコロパーク北口近くの「青春の丘エリア」は、ジブリパークの玄関口のイメージにもなります。

北口からまっすぐ南に歩いていくと、下の写真のようなエレベーター棟が見えてきます。

ここは、高低差があって、このエレベーターで下に降りると、大芝生広場や旧・温水プール(2018年9月末に営業終了。「ジブリの大倉庫エリア」になる長大な建物)、スケート場がある低地の広々とした場所に下りていけます。

このエレベーター棟は、映画「ハウルの動く城」などのジブリ作品に見られる19世紀末の空想科学的要素を取り入れ、メインゲートとしての象徴性のある装いに改修されます。

これを降りると、「ジブリの大倉庫エリア」をはじめとする他のエリアに行けるということですね。

エレベーター棟の隣では、斜面の高低差を生かして、「耳をすませば」に登場する骨董品店「地球屋」を調度品や装飾を含めて再現します。

「青春の丘」という名称は、「耳をすませば」の内容と、モリコロパークの前身の愛知青少年公園の頃、このあたりに管理棟があったことから名づけられました。

「猫の恩返し」に登場する「猫の事務所」も整備されます。

「地球屋」と「猫の事務所」には、三河産のヒノキ、スギなど県産の木材を使う方針です。

ジブリの大倉庫エリア

「ジブリの大倉庫エリア」は、温水プール棟跡6500平方メートルに、常設・企画の展示室、映像シアターや子供の遊び場、レストラン、売店などが1つのまちのように整備されます。

レストランは、「千と千尋の神隠し」に登場する食堂街を模した施設になるという報道もあります。

スタジオジブリ提供

1年を通して、天候に左右されずに楽しめる施設です。

「ジブリの大倉庫」に生まれ変わる旧・温水プール(右側)

延べ床面積は9600平方メートルで、ここだけで、展示面積が「三鷹の森ジブリ美術館」の4倍になるといいます。

スタジオジブリの展示物を収蔵する地下の大倉庫を巡るバックヤードツアーも予定されています。

基本デザインには、「となりのトトロ」のネコバスを展示する施設も描かれています。

どんどこ森エリア

「となりのトトロ」がテーマです。「どんどこ森」は、主人公のサツキ、メイがまいた種が早く芽を出すように、夜、トトロと踊った「どんどこ踊り」に基づいて名付けられています。

愛・地球博で整備された「サツキとメイの家」や、その後方にある森空間を生かし、裏山に散策路を整備。「となりのトトロ」の社(やしろ)へとつなげられます

昭和の田園的な景観がイメージです。

サツキとメイの家

「どんどこ森エリア」では、「となりのトトロ」の社(やしろ)、社務所、オブジェ、塀、ベンチなどに県産の木材を活用します。

もののけの里エリア

映画「もののけ姫」に出てくるエミシの村と古代の製鉄所「タタラ場」を基にした日本の里山風景のようなイメージ。

「タタラ場」(体験学習施設)、炭焼き小屋などを整備し、「タタリ神」「乙事主(おっことぬし)」などをモチーフにしたオブジェを空間に配置します。

整備されるのは、モリコロパーク内の「あいちサトラボ」という場所。

実は、たけろーも、モリコロパークに、このような場所があるとは知りませんでした。ここの里山的な景観と調和したエリアになるようです。

旧・温水プール(「ジブリの大倉庫エリア」)前から東方の大芝生広場を望む。その向こうに「もののけの里」、「魔女の谷」の2エリアが整備される。

 

「あいちサトラボ」は、協働による里山づくりをするエリアです。「あいちサトラボ里山開拓団」というグループが、愛・地球博の理念を継承し、里山の循環型農業を通して、農の営みや先人の知恵を実体験する機会を提供しています。

2013年6月に農のエリアがオープン。2017年10月には森のエリアの一部がオープンしました。

ここは、大芝生広場の東に位置しています。大芝生広場は、家族でよく出かけたのですが、その奥は知りませんでした。日本的な景観がとても魅力的な場所ですね。

緑豊かな長久手市東部に愛知青少年公園ができたのは1970年。30年以上にわたって県民に親しまれ、2005年には「愛・地球博」の会場に選ばれました。

博覧会終了後の2006年、「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」として新たにオープンしたとき、大芝生広場の東側(全体の北東部)の約8.1ヘクタールは、未整備のまま残されたとのことです。

その後、県民による主体的な取り組みの中で、農業体験ができる「あいちサトラボ」として、里山づくりの活動が進められたのです。

土地の多くを占める森はまだほとんど手つかず。「もののけの里エリア」は、未開拓部分の一画に作られることになっています。

魔女の谷エリア

大芝生広場近くの広大なスペースに、「ハウルの動く城」の城と荒地、「魔女の宅急便」の主人公、キキの実家「オキノ邸」と庭園を忠実に再現します。

北ヨーロッパ風の空間イメージです。

休憩・レストラン棟のほか、ファミリーが楽しめる遊戯施設も備え、アミューズメント性の高いエリアになりそうです。