こんにちは、たけろーです。
数あるブログの中で訪問していただき、ありがとうございます。
ということで、今回は、新型コロナウイルス感染防止策を徹底しながら開催にこぎつけたジブリ展を写真中心に紹介します。
「ジブリの“大じゃない”博覧会」 名古屋で開催!写真撮りまくって楽しめる
スタジオジブリの人気作品の世界を写真を撮りながら楽しめる「ジブリの“大じゃない”博覧会」(愛知県、中日新聞社主催)が2020年7月22日〜9月3日、名古屋・栄の愛知県美術館ギャラリーで開かれています。
愛知県美術館でもともと、6月25日から開開催予定だった「ジブリの大博覧会~ジブリパーク、開園まであと2年。~」が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、延期になり、別企画として、急きょ開催されたのです。
・会場 愛知県美術館ギャラリーのA、B、H、I
・時間 午前10時〜午後6時。金曜日は8時まで
・休み 月曜休み(祝日の場合は翌日休み)
・入場料 一般1500円、高校・大学生1100円、小中学生800円(いずれも平日は100円引き)、未就学児は無料
チケットは、新型コロナウイルスの感染対策のため、入場日時の30分ごとの時間指定で販売されています。
各時間枠の販売枚数には上限があります。会期前半(7月22日~8月10日)、後半(8月12日~9月3日)とも、ローソンチケットで販売中です。詳細は公式サイトで。
筆者は、7月23日午前10時の回で、家族5人(筆者、妻、小中学生の3姉妹)で参加しました。内容が充実している上、写真撮影できるポイントが多く、思った以上に楽しめました。
会場に入るときは、間隔をあけ、並んで入場。検温、アルコールでの手指消毒、名前と連絡先を書いたチケット提出など、細心の注意を払いました。
展示物は、2メートル間隔で並べ、新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底しています(詳細は、こちら)。入場制限がしっかり守られていて、会場内は混雑した印象は受けませんでした。
ジブリ作品に影響を与えた児童文学の紹介コーナー
最初のコーナーは、「児童文学への憧憬」。
高畑勲監督、宮崎駿監督が、「アルプスの少女ハイジ」「赤毛のアン」など、児童文学を原作とした作品に深く関わってきたことや、スタジオジブリでも、「魔女の宅急便」「ハウルの動く城」「ゲド戦記」「借りぐらしのアリエッティ」「思い出のマーニー」など、児童文学を原作にした作品を制作してきたのを受け、児童文学の数々を紹介しています。
児童文学のストーリー、世界観、挿絵などが、スタジオジブリの作品に大きな影響を与えたことがよく分かる内容です。
ここでは、「借りぐらしのアリエッティ」公開時に、宮崎駿監督が岩波少年文庫から選んだ50冊についての手書きの推薦文、挿絵などが紹介されています。地味なコーナーですが、ジブリ作品が創作された背景の一端に触れられます。我が家の子供たちは結構しっかり見ていました。
最新作「アーヤと魔女」と一緒に写真!
ジブリ作品の最新作「アーヤと魔女」のコーナーが続きます。
宮崎吾朗監督の長編アニメーション「アーヤと魔女」は、今冬にNHK総合で放送されます 。 ここでは、 ポスタービジュアルのほか、主人公アーヤをはじめ、作品に登場するキャラクターの人形と人形劇舞台が展示されています。
ここが最初の撮影ポイント。他のファミリーも、順に子供たちが人形劇舞台の前に並び、お父さんやお母さんに写真を撮ってもらっていました。うちの3姉妹もちゃんと並んで撮影することができましたよ。
「アーヤと魔女」は、宮崎駿監督が「特別な作品」と語る映画「ハウルの動く城」の原作を書いた英国の作家、ダイアナ・ウィン・ジョーンズによる児童向け小説です。
気に入った宮崎駿監督が長編アニメの制作を企画。息子の宮崎吾朗さんが監督として手がける作品です。
自分が魔女の娘とは知らずに育った少女アーヤが、奇妙な家に引き取られ、そこで意地悪な魔女と暮らすことになったことから始まる物語。
スタジオジブリでは、初めての全編3DCG(3次元コンピュータグラフィックス)制作の長編作品となります。
本作品は、カンヌ国際映画祭が発表した「オフィシャルセレクション2020」56作品の1作(アニメーション映画は4作が選ばれ、そのうちの1作)に選ばれました。
宮崎吾朗監督は「憎たらしいけど、可愛い僕らのアーヤが、子どもたちを勇気づけ、大人たちを元気づけてくれることを、心から願っています」と会場にコメントを寄せていました。
ネコバス、トトロのバス停
続いて、三鷹の森ジブリ美術館からやってきた「となりのトトロ」の「ネコバス」の前でも、写真が撮れました。その向かい側には、バス停とトトロの立体模型があって、ここでも写真が撮れますよ。
撮影ポイントがいっぱい!
続いて、ジブリ作品のポスターを壁一面に展示。その後、撮影ポイントが続き、家族連れがうれしそうに子どもたちを写真に収めていました。
「天空の城ラピュタ」のシータが空から降りてくる場面や、実際に立体模型が動く「ハウルの動く城」、「紅の豚」の飛行艇、「風の谷のナウシカ」に出てくる飛行装置・メーヴェなどが撮影できます。
「千と千尋の神隠し」の世界
この後、いったん会場を出て、別の展示室の第2会場へ。ここでは、「千と千尋の神隠し」の世界がたっぷり楽しめますよ。
中でも、人気なのが、湯婆婆、銭婆のおみくじコーナーです。
ここでは、湯婆婆、銭婆が表裏になっていて、恋愛運と開運のおみくじを楽しめます。くじを1つ選ぶと、スタッフの人が紙片を手渡してくれます。ちなみに、筆者は、2つとも「大凶」でした(笑)。
ジブリパークコーナー
続く「ジブリパークコーナー」は、撮影禁止。
2022年完成予定のジブリパークの建築模型やイメージ図が数多く展示されていました。
三鷹の森ジブリ美術館の写真も多く飾られ、行ったことがない人にも雰囲気が伝わります。
報道によると、「ジブリの“大じゃない”博覧会」は、準備期間1カ月で開催にこぎつけたそうです。
コロナの感染対策をしながら、短期間でここまでの展示をできたのは、なかなかのものです。思った以上に、筆者も家族も満足して、会場をあとにしたのでした。