(スタジオジブリ提供)
こんにちは、たけろーです。
数あるブログの中で訪問していただき、ありがとうございます。
愛知県が2022年1月27日、ジブリパークを11月1日に開業すると発表しました。
日時指定の事前予約制での入園となります。料金は未定ですが、愛知県が運営する公園内の施設なので、ディズニーリゾートやUSJのようなことはなく、お手頃な料金設定になりそうです。
この記事では、新たな情報を中心にお届けします。
まずは3エリアから 予約は夏頃に開始
今秋の11月1日からオープンするのは、5つのエリアのうち、「青春の丘」「ジブリの大倉庫」「どんどこ森」の3エリアです。
あとの2エリアの「もののけの里」「魔女の谷」は、その1年後の2023年秋開業の予定です。
「ジブリパーク」の開園日が発表されました。 pic.twitter.com/weMpQjsyEV
— スタジオジブリ STUDIO GHIBLI (@JP_GHIBLI) January 27, 2022
大村秀章知事によると、リーズナブルな料金で入園できそうです。予約は、夏頃からとのことです。
ジブリパークは、2005年の愛・地球博(愛知万博)の会場だった愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内に、愛知県が340億円をかけて整備します。
公園全体194ヘクタールのうち、約7.1ヘクタールを占めます。
2023年秋の全面開業後は、年間180万人の来園を見込みます。開業後の消費増による経済効果は愛知県内で年間480億円と見積もられています。
管理運営は、スタジオジブリと地元の中日新聞社が共同で設立した「株式会社ジブリパーク」が担当します。
どんどこ森エリア
「となりのトトロ」をイメージした「どんどこ森エリア」には、木造遊具のトトロ像「どんどこ堂」が造られることが、新たに発表されました。
高さ5.2メートルで、小学校低学年までの子ども5~6人が中に入って遊べます。
このエリアは、既に愛・地球博に合わせて建てられた「サツキとメイの家」がありますが、「どんどこ堂」はその裏山に設置されます。
ジブリの大倉庫エリア
屋内施設の「ジブリの大倉庫エリア」は、延べ床面積は約9600平方メートル。
「三鷹の森ジブリ美術館」の4倍の空間で、「となりのトトロ」のネコバスなど、ジブリが全国の展覧会に出展した立体造形物などが展示されます。
映像展示室や企画展示室、子どもの遊び場、カフェなども整備されます。
大型の収蔵庫も備え、立体造形物などを保管する役割もあります。
ここは、もともと屋内の温水プールだった建物を転用しています。その大空間に街をつくるようなイメージでジブリの世界が再現されるのです。
「借りぐらしのアリエッティ」のアリエッティや家族が暮らす床下の家と小人の庭が等身大に合わせたサイズで造られ、訪れた人は巨大な植物のセットの中で小人になったような気分になれます。
「天空の城ラピュタ」で廃墟となったラピュタの庭園も「天空の庭」として再現されます。「空飛ぶ巨大な船」は、全長6メートルの大きさで設置されます。
子どもたちが「となりのトトロ」の世界で遊べる部屋や、「千と千尋の神隠し」の冒頭で出てくる食堂街を再現した飲食施設も整備されるとのことです。
青春の丘エリア
「青春の丘エリア」はジブリパークの入り口になる場所にできます。
「耳をすませば」に登場する骨董店「地球屋」の建物が公開されたとのことです。
地上2階、地下1階で、園内を見渡せるバルコニーも備えています。中には、バイオリン職人を目指す少年の工房が再現される予定。
玄関前にはロータリー広場ができます。この広場は、「耳をすませば」に登場するロータリーがイメージされていて、電話ボックスや掲示板にも作品の雰囲気を反映させます。
「猫の恩返し」の「猫の事務所」も3平方メートルほどの猫サイズの木造平屋建てで再現されます。建物だけでなく、家具、小物も全てミニチュアサイズになります。
もともとあったエレベーター棟は、「天空の城ラピュタ」や「ハウルの動く城」に登場する空想科学的なデザインに変貌します。
「風になって、遊ぼう。」
併せて、スタジオジブリは愛知県の観光をPRする動画「風になって、遊ぼう。」(4分21秒)を制作しました。
ジブリパークは、アトラクションやショー、パレードが中心となる従来のテーマパークとは異なります。
自然あふれる既存の県営公園の中にあるというのも、独特です。