こんにちは、たけろーです。
数あるブログの中で訪問していただき、ありがとうございます。
「ひつじのショーン ファームガーデン」がオープンしたのは、2019年3月です。世界的人気の英国クレイ・アニメーション「ひつじのショーン」の世界観を再現しています。今回は、料金やアクセスはもとより、楽しみ方をお知らせします。
世界初となるリアルサイズのショーンの世界と、英国の古き良き田舎の雰囲気が楽しめ、五感で自然の癒やしに触れられる素敵なガーデンです。
美しい山々や庭園、樹々の揺れる音や小鳥のさえずり、季節ごとの花の香り、樹々の匂い、野菜や果実の恵み、動物とのふれあいなど、思い思いの時間が過ごせます。
営業は午前10時〜午後5時。冬季は午後4時までです。火曜日休業(祝日の場合は営業)。
場所とアクセス 行き方を詳しく紹介 シャトルバスは?
場所は滋賀県米原市 滋賀県西部で岐阜県寄りです
立地は、滋賀県西部、岐阜県境に近い米原市の自然豊かな場所です。
まずは、地図を見てください。とても便利な場所ですね。
ちなみに、たけろーは、以前、米原市の南西の彦根市に住んでいましたが、彦根、長浜観光を一緒に楽しむ手もあります。
東海地方からも、関西からも、北陸からも、アクセスのいい場所にあります。米原というのは、その西の彦根とともに、もともと交通の要衝ですから当然なのですが、各方面から行きやすいです。
車が便利 米原ICから10分ほど 駐車場は無料、360台
たけろーが住む名古屋からは、名神高速道路で1時間半で着きます。
車なら、北陸道の米原IC(名古屋、京都など、名神高速道路からは米原JCTから北陸道に入ってすぐ、米原ICとなります)から10分ほどです。
米原ICを出て、国道21号のT字路を左折(彦根方面へ)。すぐに西円寺の信号を右折して国道8号に入り(長浜方面へ)、またすぐ顔戸南の信号を右へ入って、道なりに10分ほどです。
また、岐阜県の大垣方面から、国道21号で西へ向かった場合は、一色(米原市一色)を右折し、県道19号に入り、途中、県道246を左折します。
駐車場は360台。無料です。大型バスの場合は、専用の駐車スペースがあります。
オープンしたばかりの頃は、かなり混んで、駐車場に入るための行列ができた時期もあったようです。
たけろーが出かけたのは、新型コロナウイルスの時期で、とても空いていました。今後、コロナが終息した後で、ゴールデンウイークなど混雑する時期なら、早めの入園を考えた方がいいかもしれません。
JRなら米原駅で下車 シャトルバスは?
公共交通機関で、「ひつじのショーン ファームガーデン」に出かけるときは、JR米原駅が最寄りの駅です。
東海道線、あるいは、東海道新幹線の場合ですね。ただ、ここからが、問題です。
米原駅からローザンベリー多和田まで車で15分ほどですが、アクセスは、タクシーか、シャトルバスになります。ただ、コロナの影響で、2020年8月現在、シャトルバスは休業中です。
タクシーたど、NAVITIMEの予想料金は、2170円です。近江タクシーの電話は、0749-52-0106となります。
コロナ終息後、土日祝はシャトルバスもありますが、大人500円、小人300円(3歳以下無料)なので、人数によっては、タクシーと料金はあまり変わらない場合もあります。
他に、まいちゃん号(乗合タクシー)もありますが、時間などでかなり制約があります。詳しくは、ローザンベリー多和田のWEBサイトなどを見てください。
シャトルバスの乗り方や、まいちゃん号の利用方法は、地元情報のWEBサイト・まいばらんどが詳しいです。
シャトルバス、まいちゃん号の情報(ローザンベリー多和田・アクセス)
シャトルバスの詳しい利用方法(まいばらんど)
まいちゃん号の詳しい利用方法(まいばらんど)
「ひつじのショーン ファームガーデン」は、「ローザンベリー多和田」の一部です!
「ひつじのショーン ファームガーデン」は、体験型の観光農園「ローザンベリー多和田」の中にできた新エリアです。ファームガーデン以外のエリアも含めた全体の総面積は、12ヘクタールもあります。
ファームガーデンは、全体の中で最も奥にあります。園内地図をご覧ください。この地図の左上の場所が、ファームガーデンです。
ほんもののヒツジがいる「羊のふれあい牧場」、「妖精と暮らす村 フェアリーガーデン」の奥の約5000平方メートルに、アニメーションに登場する「牧場主の家」「ひつじたちの小屋」などが再現されています。
途中の「バラと宿根草の庭」「フェアリーガーデン」などを楽しみながら、散歩するにはちょうどいい距離です。ただ、丘の上に向かっての上り。小さな子どもちゃんは、きついかもしれません。
そんなときは、芝生ひろばの駅から、ファームガーデン手前のフェアリーガーデン駅までの約1キロ、電気機関車「ローザン鉄道 ミルキーウェイ」が走っているので、それに乗ることもできます。
乗車料金は、片道で大人500円、小人300円。3歳以下は無料です。
ローザンベリー多和田の入園料
入園料は、下記の通りです。
大人(中学生以上) | 1300円 |
---|---|
小人(4歳以上) | 700円 |
3歳以下 | 無料 |
料金設定は、ローザンベリー多和田の中身から言えば、妥当だと思います。
ただ、オープン時は、中学生以上1000円、3歳以上500円でした。今後も多少の見直しはあるかもしれません。
また、入園、バーベキュー、パン作り体験、ピザ作りなどのチケットはローザンベリー多和田のWEBサイトで事前購入ができます。
ひつじのショーン ファームガーデン 牧場主、牧羊犬のビッツァー、豚(いたずらブタ)など、キャラクーがせいぞろい
オープン以来、絶好調!
2019年3月のオープン以来、好調で、その年の12月の中日新聞などによると、2019年の総入園者数は、前年比3倍の22万人に達しました。
SNSで投稿された写真が拡散し、若い世代を中心に評判となったようです。ショーン関連のグッズの売り上げも好調です。
「牧場主の家」と「ひつじたちの小屋」
「牧場主の家」は、アニメーションに登場する家を現実世界の大きさとして再現していています。
制作会社の「アードマン・アニメーションズ」が監修。建物の壁面や、内部の食器、家具や内装の壁紙など細部の装飾、汚れまで再現しています。
牧場主の家の前には、ひつじたちがいます。
外には、トラクターがあり、3匹のいたずらブタもいました。
「ひつじたちの小屋」も魅力的。ショーンや、仲間たちが夜に眠る小屋を再現しています。ひつじたちの愉快な日常を想像できますね。
FARMAGEDDON(ファーマゲドン) タワー&ステージ、ローザンハウス
ファーマゲドンでは、2019年12月に公開された映画「ひつじのショーン UFOフィーバー!」の中で、牧場主や、ひつじたちが作ったテーマパークを再現しています。
キャラクターが等身大で再現され、映画に登場したミニゲーム・コーナーは、実際に遊べるようになっています。
「映画ひつじのショーンUFOフィーバー!」は、U-NEXTで見ることができます。視聴料金は440円(新作)ですが、無料トライアルで見ることもできます(特典付き)。
他に、演奏会などに使われる「ローザンハウス」があります。季節ごとのイベントや、展示などができる教会風の施設です。
デザートは、超かわいい! ヒルサイドカフェ
英国風の軽食やデザートなどを楽しめる「ヒルサイドカフェ」もあります。
フィッシュ&チップス、スコーンなどの軽食や、ドリンク、スイーツなどが楽しめます。
テラス席もあり、ガーデンを広く眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせます。
特に、スイーツは、かわいいですよ。下の写真は、我が家の子どもたちが食べたバニラアイスクリームと、キャロットケーキです。
イングリッシュ・ガーデン、バラ、お土産‥
「ローザンベリー多和田」は、ファームガーデン以外も、楽しめる場所がいっぱいあります。
もともとオープン時のコンセプトであった庭園や、クラフト、パン作りの体験施設、バーベキューなど、盛りだくさんです。
英国式庭園は、400種類のバラが咲き誇る
「ローザンベリー多和田」の入り口を入って最初にある「バラと宿根草の庭」は、見どころたっぷりです。
「ローザンベリー多和田」は、「ひつじのショーン ファームガーデン」と、この「バラと宿根草の庭」が核になっています。
運営会社のメリーデイズの社長、大沢恵理子さんが、「いつか自分の庭を造りたい」と、長年の思いを結実させた庭園です。
2003年から着工。山に囲まれ、ヒマラヤスギなどのある環境と調和した庭を目指し、もともとあった植物、樹々も残しました。
1万3000平方メートルの庭には、バラと宿根草が植えられています。季節の変化、ささやかな自然のうつろい、風や空気、植物の呼吸、美しい色彩と花々の生命の形を感じられる場所です。
宿根草の庭、桜並木、果樹やハーブ、野菜のキンチンガーデン、多彩なバラのローズガーデンなど、豊かな空間が続きます。
英国製の煉瓦や、職人手作りのロートアイアン(鉄製建材)、石積みなども楽しめます。
もっとも、英国の庭をそのまま、日本で再現することはできません。ここでは、山を借景として生かしながら独自の景観を生みだしています。英国式庭園を基本としながら、多和田の自然との調和も意識されているのです。
クラフト体験工房、パンピザ体験工房、ローザンベリー・マナー
クラフト体験工房では、羊毛などを使ったかわいい小物作りが、1000円前後の参加費で楽しめます。
フェルトや羊毛のマスコット、ストラップ、マグネット、フェルトバッジ、缶バッジなど、いずれもかわいいです。
パンピザ体験工房では、粉から作るパン作りや、ピザ作りが体験できます。
特に、かわいい「ひつじのショーンパン」作り(1200円程度)は人気です。希望する人は、土日祝などは、チケットの事前購入がいいかもしれません。
ローザンベリー・マナーは、英国の伝統的な建物であるマナーハウスを再現しています。2020年6月末に新たにオープンしました。マナーハウスは、英国で、領主や貴族をもてなす荘園の館で、伝統的な建物です。
英国建築専門の設計事務所、コッツワールド(東京)が設計。建材なども、英国から取り寄せました。
企画展の展示や、フラワーアレンジメント、テーブルコーディネートなどのレッスンの会場などに使われます。
芝生ひろば、ぶどうハウス、野菜畑
「ローザン鉄道 ミルキーウェイ」の駅が見えるあたりには、天然芝の多目的ひろばが広がっています。
天気が良ければ、子どもたちが遊べそうです。ポツンと止まっているかわいい軽トラは「「Toy room」」と書かれていて、自由に使える遊具があります。
その奥には、農薬を使わずに栽培する野菜畑があります。園内レストランのレストランで、旬の食材として使われます。収穫体験も実施されます。
また、通路を奥に進むと、ぶどうハウスがあります。広々としたハウスには、さまざまなぶどうが栽培されています。ジューシーな果実からは、8月中頃から9月まで、収穫されるそうです。
羊のふれあい牧場、妖精と暮らす村フェアリーガーデン
ぶどうハウスを抜けると、羊のふれあい牧場が広がります。かわいい羊がのんびりとしている姿は、それだけで癒やされます。100円で餌やりもできるようですが、訪れたときはコロナで中止でした。
その奥にあるフェアリーガーデンでは、いくつもの妖精の家が集まり、小さな村になっています。
妖精の村長の家や、レストラン、バーなど、それぞれの中に入ることができます。テーブルやお風呂、ミシン、お皿など、全てが人間用のサイズより少し小さく、とてもかわいいですよ。
ご飯は食べられるの? レストランなど
弁当などの持ち込みは、「ご遠慮ください」ということなので、訪問が昼食時間などにかかる場合は、中のレストランやカフェ、バーベキューなどを利用するか、園を出た後に、近くのレストランを探すことになります。
ブッフェレストランの「大地のレストラン」は、2020年1月にリニューアル。季節の野菜を中心とした和洋中の多彩なメニューを用意しています。
2020年1月16日の中日新聞によると、会員制リゾートホテルを展開するリゾートトラスト(名古屋)がローザンベリー多和田のレストラン運営に乗りだしました。
同紙によると、1月時点の料金は、大人2400円、小学生1500円、4歳以上900円(税込み)。
なお、リゾートトラストは、米原市内のリゾートホテル「エクシブ琵琶湖」も運営しています。
また、バーベキューは、さまざまなプランが用意されていて、チケットの事前購入もできます。
このほか、園外で食事をする場合は、地元WEBサイトのまいばらんどに次のような情報もありました。
ひつじのショーンファームガーデンの帰りに寄れるディナーができるお店まとめ(まいばらんど)
お土産は、ひつじショーンのぬいぐるみなどバラエティー豊か
ショーン関連のグッズなどお土産は、他の商品とともに入り口近くのショップに用意されています。
また、バーベキュー場横には、2020年春、ショーングッズの専門店「ショーンザシープ ファームガーデンストア」もできました。
歴史—もともとは、セメント工場の採石場だった!
ローザンベリー多和田があるのは、もともと、セメント会社の採石跡地だったといいます。
中日新聞の記事などによると、運営会社であるメリーデイズの社長、大沢恵理子さんが、「自分の庭を造りたい」と、2003年から着工しました。山に囲まれ、ヒマラヤスギなどのある環境に引かれたそうです。
工事・整備や土地改良などは8年に及び、2011年9月にグランドオープン。カフェ、パン作りや羊毛を用いた小物作りなどの体験工房、無農薬の野菜畑、羊のふれあい牧場、バラ苗や宿根草の販売ショップなどを展開してきました。
2019年3月には、「ひつじのショーン ファームガーデン」もオープン。今に至ります。